
当日編といいながら前日からスタートするという矛盾w
いよいよ検査を控えた前日がやってきた。
食事制限も含めて、食べられないストレスを抱えつつ…
そして、当日はいったいどうなるのか、本当に耐えられるのか、まで検証したいと思う。
これから大腸カメラ(内視鏡)検査を考えている人、受けてみたいけど麻酔した方がいいの?と考えている人の参考になれば幸いとばかりに、人柱になってこようと思う。
なお、お食事中の方は、閲覧注意で!※グロいことはかかないけど、念のためw
大腸カメラ(内視鏡)検査を受けるきっかけはコチラの記事へ
あわせて読みたい ⇒ 大腸カメラ(内視鏡)体験〜準備編
前日の食事制限はどんな感じ?

準備編で書いたとおり、検査前2日間は食事に制限がかかる。ちなみにキノコはNG。
消化の良いものを食べ、水とかお茶ならOK。もちろんお酒や牛乳や果実ジュースもダメ。
検査が月曜日なので、土日が食事制限になってしまったため、身体は自由なのだが、食べることが制限されているという一番つらい状況。
土曜日はおかゆやうどん、素パン(食パンになにも塗らない)なら大丈夫とのことなので、ブラックコーヒーと素パンや、素うどん(薬味もダメ)に温泉卵ぶち込んで食べた。ひもじい。
そして前日の日曜日は一応、病院で検査食を購入していたので、なにも悩まずにそれを食することにした。
ちなみに、江崎グリコが製造している検査食キットみたいなものがちゃんと商品化されているのだ。
アマゾンや楽天でも買えるけど、まあ病院で買うよねw←
パッケージはこんな感じで、1食あたりだいたい200kcal弱とヘルシー。夕食は煮込みハンバーグなんだそうな。夕食だけ300kcal(白がゆゆあわせて)
3食で1,300円程度だったら、まぁまぁ安いんじゃないだろうか。いろいろと献立考える手間を思えば。




朝食は鶏と卵の雑炊

雑炊は197kcal
レンジでチンするだけなので簡単。
味はやっぱり薄め…グルタミン酸欲しいw
いやでも、もっと味気ないかと思ったけど、普通に美味しい。
海苔とかネギとか入れたい衝動に駆られるけどじっと我慢。
昼食は白がゆと大根とジャガイモのそぼろあんかけ

白がゆは90kcal、そぼろあんかけも90kcalのこれまたヘルシーな昼食。
白がゆは想像どおりのお味。梅干し入れたいw
そぼろあんかけは、思ったよりもしっかり味がついていて、大根もじゃがいももほくほくして美味しかった。普段の昼飯もこれで十分レベル。
夕食は白がゆと煮込みハンバーグ

白がゆは昼食と同じ90kcal、ハンバーグは207kcalと合計しても300kcalいかないんだな。
ハンバーグなんか食べていいのか!とびっくりしたけど、安定の鶏肉だった(つくね?)
ダイエット食やファスティングの回復食にもいいかもしれん。
普通にしっかりとした味の濃厚なデミグラスソースで美味でしたん。(おかゆにグルタミン酸入れたのは内緒)
あとはひたすら水とポカリスエットで生き延びる。午後9時以降はなにも食べられないので、寝るしかないのかも。ぐうzzz
大腸カメラ(内視鏡)検査、当日を迎える

いよいよ当日、ドキドキして眠れないかも?と思ったけど、そうでもなかったw
午前11時からの予約だけれど、10時半くらいにきてくれても大丈夫と言われていたので、早めに向かう。
自転車はダメと言われていたので、暑い中徒歩で病院まで20分かけて歩く。お腹痛いっちゅうねん。
前日に用意した検査着を持参して受付を済ませると、本日検査予約の先客がずらりずらり。そんなにいっぱい検査する人がいるのねw
下剤が効くまでは待機しつつと聞いていたので、念のためiPadで暇つぶしの道具も持参する(そんな余裕あるのかは謎)。
スタッフさんがひととおり検査の手順を説明してくれる。

これから1時間かけて、下剤を飲んでもらって、腸内がきれいになったら検査をはじめますね。
…と、にこやかにどでかい下剤がセッティングされた席へ案内される。
腸内大清掃、開始

さて、いよいよ下剤を身体内へ投入!

まず小さな紙コップに入った下剤を飲んだあと、さらにこの1.8リットルの下剤を1時間かけて服用する。
味は某スポーツドリンクのような甘い感じ。
紙コップが200mlくらいなので5分で1杯飲むペースでちょうど1時間くらいなのだけど、正直、飲み続けると最後の方はめちゃつらいw
同じ味の飲料を延々と胃に押し込む。

昔、探偵ナイトスクープで桂小枝さんが、「ヤクルトは100本飲み続けられないって本当か」って検証してたのをぼんやり思い出す。
「マグゴロール」ってネーミングが小林製薬みたいだよね。
そうこう考えながら全部1時間かけて飲み干す…が、まだお腹はゴロゴロ言わないので、スマホをいじってひたすら時間をつぶす。
1時間半が経過した頃。

じっとしてると腸が動かないみたいだから、ちょっとその辺歩いたり、トイレ行ったりしてみてw
あまりに陣痛がこないもんだから、痺れを切らした看護婦さんに「動け!」と指示される始末。
なんだかんだと、ちゃんと下剤は効いてきて、固形がなくなり、ほぼ水だけになった頃に、看護師さんに検査しても大丈夫かチェックしてもらうという辱めの儀式を受ける。

結局、4回くらいで検査OKとなり、やっと検査室へ行くよ
検査室へGO!いよいよ内視鏡検査がはじまる

検査着に着替えてくださいと差し出されたのは、紙製のカボチャパンツ。
もちろん検査用にお尻の部分に穴が開いているというか、裂け目があるというか。やらちいパンツではなく、カボチャパンツなので、一見開いてるかどうかはわかりづらい(そういう問題じゃないw)
検査室で横になると、看護師さんが血管に注射器?点滴針?のようなものを刺す。ここから軽い麻酔を入れて、検査の苦痛を軽減するという。注射は平気。
左側を下にして横になると、「じゃ、そろそろ眠たくなる薬入れますからね」という看護師さんの声とともに、腕に刺した針から冷たい液が体内に入ってくるのを感じる。
「息を吸って、吐いて、そのままラクに呼吸を続けてくださいね」
という声が聞こえたのと同時に、記憶がもうない。早いw
次に目が覚めたらもう検査は終わっていた…っていうくらい、ほぼ記憶はないんだけど、左下腹部のあたりを内視鏡でグリグリされていた時に、「いてててて」って言ったのだけは覚えているw
検査が終わりましたよーと声をかけられて、リクライニングチェアのところまで看護師さんに支えられて移動したあと、まだ麻酔が効いているので再度就寝。たぶん1時間くらいは落ちていたと思う。
目が覚めた頃に、「そろそろ動けます?」とフラフラした状態で診察室へ案内される。
そして、さっき撮影した自分の腸内の画像を見せられる。

とくに何も異常ありませんねーポリープも見つかりませんでした。
検査結果に安堵を覚えつつも、痛みはここ2週間くらいちっとも治らないので、その旨を伝えてみる。
「便秘とか下痢とかします?」と、もう100回くらい聞かれたようなことを質問され、ここんとこは繰り返していることと、「便秘は常にあって、薬飲まないと出ないんです」と日頃の悩みもあわせて伝える。
「便秘は水分をたくさん摂ってもらって…」

そんな初歩の初歩で、その程度で便秘が治るなら苦労せんわというようなアドバイスw
水分は普段から多めにとるようにしているのだが、巡りがよくなる前に、めちゃめちゃ浮腫んでしまうのだ。これも悩ましいところなので、「水分で浮腫んじゃうんですよ(どうしたらいいですかね)」って感じで質問を返すと。

浮腫むんですか…それは大変ですね(終了)
「タイヘンデスネ?」だと?
いやいや、世間話しにきたんちゃうねんwww そんな近所のおばちゃんみたいな返答は求めてないから。
麻酔でボーッとしてるし早く帰りたい気持ちがむくむくと湧きあがってきたので、本当は薬も処方してもらいたかったけど、もう話し続ける気力が失せたので、お会計を済ませて帰宅。
まぁ、保険で検査までしてもらえて異常がなかったから、それでよし!

ちなみに、保険診療(3割負担)で6,880円でした。
健康診断で自費で検査する場合、麻酔ありで約3万円くらいといわれているので、だいたいそんなもんかな。
大腸カメラ(内視鏡)検査は麻酔でどこまで軽減できるのか? まとめ

そんな初めての大腸カメラ(内視鏡)検査は無事に終了した。
これまでも胃腸が弱く、胃カメラは数年前にやったけど大腸の検査はしたことなかったのと、女性は大腸がんの罹患率が高いこともあり、一度調べてもらいたかったところに、ずっと不調が続いていたので、思い切って検査してみた。
大腸がんは初期症状はあまり痛みがないらしいので、大丈夫と思っているうちに検査したほうがいいとも聞く。
今回検査してみた、個人的な感想は次のとおり。
麻酔で検査してくれるクリニックも最近は増えているので、是非一度体験してみてはどうだろうか。
参考になるかどうかよくわからない記事だけど、最後まで読んでくれてありがとうございました。

しかし、異常はないのに痛いのはなぜだろう…タイヘンですねの台詞くらい解せぬ。