海外旅行といえば、どのくらい、どんなところへ行った経験がありますか?
じつは、わたしは恥ずかしながら、この年齢(40代ど真ん中)になるまで海外を避け続け、いまだに一度も行ったことがありません。でした。(過去形)
この歳まで海外に行ったことがないってある意味天然記念物?
「いまだにトトロ観たことない!」のと同じくらい貴重な存在だと思うのですが(かまいたちのネタw)、今になって突然海外に興味が湧き、新しいことにチャレンジしたくなった気持ちが相まって、思い立ったが吉日!とばかりに一念発起。
この勢いがあるうちにと旅行会社に行ってさっそく予約。計画から実行まであっという間に完了。
わたしが選んだ、初の海外旅行の行き先は「台湾」でした。その理由はというと…
という安易な発想だったのですが、実際に訪れた台湾はとても素晴らしい場所だったので、旅行記も兼ねて、オススメポイントを紹介したいと思います。
これから海外旅行を計画しよう!という方は、ゆるっと参考にされてください(・∀・)
海外旅行に2月の台湾は初心者にもオススメな理由
初の海外旅行先というと、いろいろと不安がありますよね。
パスポート取る時点からわからないことだらけで、海外なんて言葉も通じないし、ホンマに大丈夫かな…と、最初の一歩を踏み出すまでは勇気がいりました。
最初の海外旅行で大きく失敗すると、きっと二度と行きたくなくなるに違いない…と思い、なるべくハードルを下げに下げまくった結果、選んだ目的地が「台湾」でした。
これには、いくつか理由があったわけですが、実際に無事に初の海外旅行を満喫した結果、「台湾」にして良かった♪と感じた点を5つ、まとめました。
その1 ビザ不要!日本から近く、時差はたったの1時間
海外旅行といえば、パスポートとビザ。
「ビザ」って聞いたことあるけど、ナニソレ美味しいの?
それくらい「ビザ」がなんたるかをよく知らなかったのですが、こういうことらしいです。
ビザ(VISA)・査証とは、旅行先の国々の在日大使館や領事館の査証部、または各国の政府がが与える「入国のための事前審査証」のこと。入国の可不可は到着時に入国審査官が決定します。
LINEトラベルから引用
難しくて読んでもよくわかりませんが(おいw)、要するに入国するのに許可が必要な国の場合は事前にビザの申請手続きをしなければならないとのこと。
実際には、短期滞在の観光の場合、ビザが免除されている国は多いようで、もちろん台湾はビザ不要!有効期限内のパスポートがあれば入国できます。
短期の旅行であればビザなしで入国できる国は多数あります。外務省によると、2019年9月時点で日本人がビザなしで入国できるのは、68の国と地域が存在すると発表されています。これは世界ランキング1位を誇っており、日本のパスポートの信用度の高さがうかがえます。
三井住友カードタビサポより引用
日本のパスポートはめっちゃ信用されているんですね。知らなかった。
さらに、台湾は日本から近く、時差も1時間しかありません。
日本が17時だとすると、台湾では16時。時差ボケも関係ないですね。
時差の関係で到着時は1時間巻き戻るので、ちょっとだけ得した気分になります。
しかし、帰りは当然1時間進むので、そこで辻褄が合うのですがw
ちなみに、往路(行き)の飛行時間は約3時間ですが、時差によって1時間が巻き戻るので、実質は約2時間となります。
その代わり、復路(帰り)の飛行時間は約2時間で着くため体感的には早い!と思うのですが、時差で1時間進んでしまうので結局は物理的に約3時間になっちゃうという不思議。
3時間程度なら、国内旅行でも十分あり得る距離なので(大阪ー北海道と同じくらい?)、全然許容範囲だと思います。
LCCなどの格安航空会社じゃなければ、約2〜3時間のフライトであっても機内食が付いてきたり、映画や音楽、毛布などのアメニティなど各種サービスもあり、わりと快適に過ごせます。
憧れの「beef or chicken?」やりましたw
「3時間程度ならそこまでのサービスはいらない、安い方がいい」という場合、LCC便を利用するのもいいと思います。そこは価格との相談ですね。
その2 親日国なので、日本語が通じる場所が多い
台湾の公用語は「中国語(北京語)」です。英語はあまり通じないそうです。
日本語しか話せないわたしは、「せめて日常会話レベルの中国語を少しは覚えた方がいいのかな?」と一瞬頭をよぎったものの、当日まで一切何もしませんでした(想定の範囲内w)
しかし、台湾に着いてすぐに入店したコンビニで、いきなり日本語で対応してくれました。
ホテルのフロントならともかくコンビニですよ?なんて外国人に優しい国なのだろう。
普段、日本で外国人観光客に出会っても、なかなか外国語がスッとは出てこない。英語でさえも、なんて言えばいいんだっけ?と躊躇してしまうのに。
中国語がまったくわからないわたしは、英語が通じないと分かっているにもかかわらず
えーと、エクスキューズミー?ディス(指差して)ワン(ひとつ)
という、英語にもならない謎の日本語を使うことしばしばw
(あ、日本のお客さんだな)
と気付いて、日本語を使ってくださるお店のなんと多いことか(見た目でもわかるんですかね?w)
台湾といえば夜市も有名ですが、夜市に隣接するお店でも日本人観光客慣れしているのか、簡単な接客程度なら日本語を使える方が多かったです。
台湾では店頭に「買五、送一」などと書いてあれば、「5つ買うと1つサービスするよ」という意味なのだそう。
ファーストフードで店員さんが中国語で説明してくれるもなかなか理解できず戸惑っていたところ、後ろに並んでいた方が「もう1個」と教えてくれました。優しい。
うまく意図が伝わらなくてもどかしさを感じる時、外国人である自分の方が本来は学んでいくべきなのでしょうね。「語学ってだいじ」としみじみ感じました。
ガイドさんが教えてくれましたが、台湾の方は日本の漫画を小さい頃から読んで育ったため、日本語に慣れ親しんでいる人が多いのだそう。
日本のアニメや漫画に感謝ですね。
その3 日本でもお馴染みのお店が多いので困らない
台湾は、日本でもよく見かけるお店がめちゃくちゃ多いです。
コンビニは、セブンイレブンが一番多いらしく、その次にファミリーマートが多いそうです。
どちらもよく利用するコンビニなので、なんとなく安心感がありますよね。
そして、日本でも売っている商品が置いてあります。飲料を買うことがほとんどでしたが、爽健美茶とかおーいお茶とか、味が想像できるのは非常に安心です。
今回ツアー観光がメインだったので、飲食店を利用する機会は少なかったのですが、
カフェでいうと、スターバックス、コメダ珈琲店、星乃珈琲店などのチェーン店や、ファーストフードではマクドナルドはもちろんですが、モスバーガーの方が店舗数がやたら多かったですね。24時間営業のモスバーガーもあるくらいなので、きっと人気なんでしょうね。
他にも、すき家にスシロー、ココイチ(カレー)、しゃぶしゃぶ温野菜、まいどおおきに食堂、などなど。
ミスタードーナツは実際に行ってみましたが、すこーしだけ日本とは商品ラインナップも味も違っていて、面白かったです。もちろん美味しかったですよ。
せっかく台湾まで行ったのだから、日本のチェーン店に行かなくてもいいじゃない!
…と思うかもしれませんが、本当に言葉が通じなくてとか、料理が口に合わなくてとか、いつもの味が欲しいとか思った時に、気軽に入れそうな気もしました。
たった4日でも台湾料理ばかりだとちょっとね、と思うこともあるしw
ちょっと番外編 台北市内は交通網がかなり発達してて便利
台湾は初めてという方や、初の海外旅行の場合は、ツアーで行く方も多いかもしれませんが、台北市内は地下鉄が網羅されているので、初めてでもひとりでも普通に行動できます。
しかも、地下鉄の初乗り運賃は20元(台湾ドル)と日本円でいうと80円くらい。いちばん遠くまで乗っても60元(台湾ドル)なので230円くらいでしょうか。
地下鉄は乗りましたが、券売機も日本語表示とアナウンスしてくれるし、自動改札も日本とほぼ変わりません。迷う理由がないくらい簡単でした。
日本の地下鉄はもっと高いですよね。大阪では初乗り運賃が180円ですし、ちょこっと乗るとあっという間に230円…かなり高め。
そして台北市内はタクシーもめちゃ走ってます。こちらもだいたい100元(台湾ドル)くらいで利用できるそうです。今回乗らなかったのですが、ガイドさん曰く台湾では利用する人も多いのだとか。
交通が発達していて便利、かつ安いというのは、観光にはありがたいですよね。
その4 料理が美味しくて安いので、ハズレが少ない
台湾で有名な料理といえば、点心に飲茶、まぜそば的な汁なしの麺(日本語w)といった感じでしょうか。
あとは、台湾はお茶が有名ですし、マンゴーかき氷も有名ですね。
そして欠かせないのは、もちろんタピオカミルク(ティー)ですよね♪
タピオカミルクティーはやっぱり飲んでおくべきでしょ!と思って買いに行ったんですが、これが安いしデカいんですよね。
どこに行っても、L(ラージ)サイズなんじゃないのか、コレ?というくらい大きくて、タピオカミルクティーの相場は、50〜55元(台湾ドル)くらい。
1元(台湾ドル)で約3.7円くらい(2020年2月現在)なので、1つ約200円です。
日本で買うと500〜600円くらいしますよね?
日本で飲んだことほとんどないのですが、高くて余計に買えなくなりそうw
今回のツアーでは食事は台湾料理をメインにいただきましたが、いわゆる中華料理みたいな感じ…丸いテーブルを囲んで、真ん中に料理を乗せる回るテーブルがついてるヤツ(語彙力w)に大皿で料理が出てくる感じです。
台中では、春水堂本店にGO。
味付けは全体的に若干甘め(甘辛)で濃い目な印象です。独特のシナモンに近い香辛料の味もありますが、そこまでクセは強くない(個人的感想)です。
ちなみにタピオカミルクティーに限らず、どこに行ってもドリンクはデカい!です。
そもそもカップが大きい。ミスタードーナツもドリンクはワンサイズで、ビッグなマグカップで出てきました。
その5 台湾の2月は気候がよく、花粉が少ないため過ごしやすい
わたしが台湾を訪れたのは2月下旬だったのですが、完全に春の気候でした。
この時期の日本は、暦の上では春ですが、まだまだ気温が低く、朝晩は一桁まで気温が下がります。日中も10度前後の日が続きますよね。
台湾では、日中は20度を超える日がほとんどです。木陰などは風が吹くとそこまで暑くはないのですが、日差しがあると暑くて半袖の人がいるくらい。
…かと思えば、コートを羽織っている人もいたりします。朝晩は少し気温が下がりますが、それでも10度は切らないので、めちゃめちゃ過ごしやすいです。
ただ、2月は平均して雨が多い時期でもあるらしく、湿気は少し高めでした。
その代わり、夏場はめちゃめちゃ暑いし、湿度も高いので、汗の量が半端ないそうです。
わたしは基本的に晴れ女なので、雨には降られませんでしたが、台湾で有名な九份…千と千尋の神隠しの舞台になった場所です…は雨の日が8割なのだとか。
そして、めちゃめちゃありがたいのが、台湾にはスギ花粉が飛散していない!
重度の花粉症のわたしは、日本で2月下旬ごろといえばスギ花粉に悩まされ、毎年結膜炎になるのですが、今年は台湾に行ったおかげか、症状がひどくなっていません。
台湾に行く前は、確かに目が痛痒かったんですけど、台湾では全然平気でした。ある程度症状がおさまったんでしょうかね。
しかし、新型コロナウイルスが流行している時期だったため、入国時に渡航歴を確認されました。台湾はまだ日本より感染が少なく、かなり慎重な対応だったと思います。
2週間以内に中国、香港に渡航していない旨の誓約書を記入したり(虚偽があれば損害賠償責任を負うことみたいな内容)、ホテルや店舗では検温(おでこで測るタイプ)されたり、アルコール消毒を持った人が待機していたり。
一部の施設では、マスクなしでは入れないところもありました。
数年前にSARSが流行した時に、台湾では感染が拡大した経過から、今回の新型コロナウイルスに対してはかなりナーバスになっているとのこと。
そりゃそうですよね、日本の方が感染者が多いんですから、観光客にウイルスを持ち込まれたらかなわんですもん。
海外旅行は2月の台湾が最高!な理由 まとめ
それでは、まとめです
帰ってきたばっかりなのに、台湾、また行きたい!と思うくらい、本当にみなさん優しくて親日な方が多いのがとても印象的でした。
日本からも近いし、出国手続きは多少あるものの、1泊2日でも全然行けちゃいそうです。
「まだ台湾に行ったことないよ」って方はぜひ行ってみてください。
きっと、一度行けば、また訪れたくなる国です。
最後にもうひとつオマケ。台湾は毎年2月にランタンフェスティバルを開催しています。
今回はそれも目的のひとつでした。
めっちゃキレイでしたよ(・∀・)この時期を狙って、ぜひ台湾へ
最後までお読みくださり、ありがとうございました。