ずっと日本という国に引きこもって40数年生活してきたので、海外旅行を体験すると「世の中知らないことだらけ」で「いかに自分が狭い範囲で生きてきたのか」ということを、あらためて思い知るのです。
とくに、日本では当たり前のことが当たり前じゃないということ。「文化の違い」をすごく感じました。
台湾は日本に近いとなんとなく思っていたけれど、「こんなに違いがあるんだー」と感じたことや、純粋に「日本よりも素敵だなーうらやましい」と思ったことなどを、思いつくままに紹介していきます。

せっかく海外旅行したんで、台湾ネタまだまだ引っ張る!
完全に自己満足の誰得なのかわからない記事ですが、もし台湾に行くことがあれば参考にしてください。
なお、3泊4日の旅行中に現地の台湾の方に聞いた話がほとんどなので、その人の主観が入っていたらごめんなさい。信憑性はその程度ですw←あしからずご了承ください
台湾のここが面白くて素敵なところ!をまとめてみた

台湾はご存知じのとおり、沖縄よりもやや南に位置する国です。
台湾は日本よりも暑い国
気候は、日本よりも若干暖かい国です(日本のどこらへんと比較するのかによって違うだろと思うのだが)。
わたしが台湾へ行ったのは2月でしたが、昼間は20度から25度くらいの気温で、コート不要でした。しかし半袖の人もいれば、ダウンコートを着ている人もいるぞ?
夜は若干気温が下がって10度台。いうても冬なので風が吹くと涼しくなるので、夜はコートまではいらんけど、パーカーとか厚手の上着を羽織ってました。さすがにタイツは脱いだw
夏場は化粧してられない!でも肌がキレイ
湿度が高めで、夏は非常に蒸し暑いらしいです。
めちゃめちゃ汗をかくので、女性は化粧をしていない人が多いのだとか。そう言われるとあまり化粧をしている人が少ないような。化粧をしていてもとてもナチュラルな薄いお化粧ですね。
若い女子はオシャレに目覚めるお年頃なのか、街中ではアイドルのように可愛く着飾っている子とそうでない子と両極端なイメージでした。
でもみんな肌がキレイなんですよね。うらやましいぞ!
肌がキレイなのはお茶のおかげ?
台湾の方曰く、肌がキレイなのは「お茶」のおかげなのだそう。
台湾といえば、世界でも有数のお茶の産地です。国土のほとんどを高山が占めていて、3,000m級の山脈が日本よりも断然多い(3,000m級=富士山で3,776m)のです。
お茶に含まれる成分「カテキン」というと、聞いたことがある方も多いのではないかと思います。
カテキンの効能
- 抗酸化作用
- 抗ウイルス作用
- 抗ガン作用
- コレステロールを下げる作用
- 血糖の上昇を抑える作用
- 殺菌作用・抗菌作用・虫歯・口臭予防
- 肥満予防
この中の「抗酸化作用」をピックアップすると、次のように書いてあります。
活性酸素は毒性があり、体内の細胞を酸化させ、老化や病気の原因になります。抗酸化作用とは活性酸素を除去する働きで、老化や病気の予防に役立ちます。
健康長寿ネットより引用
身体を老化させるといわれる「活性酸素」を除去する働きがある「カテキン」を摂取することで、アンチエイジングにも役立つのだそう。
ちなみに、お茶を飲んだあとは、出がらしの葉を惜しみなく使うらしいです。散々飲み尽くした後は、洗顔水にも利用するんだって。
お茶っぱは消臭効果もあるので、乾かしたあとお茶ネットに入れて靴箱に入れておいてもいいらしいですよー
台湾は右側通行なので日本とは逆です

台湾に降り立って、最初にびっくりしたのは交通量の多さ!
そして、日本とは反対で右側通行なんですよね。慣れるまで違和感があったけど、3日後には普通に思えてくるのが不思議。
基本的に車優先でバイクがやたら多い
日本では「歩行者優先」が当たり前なんですが、台湾では「車優先」っぽい感じです。
「ぽい」ってのは、法律はどうなのかよくわからないんだけど、基本的に歩行者の横断を待つとかそういうことはしませんwという感じです。
日本だと絶対止まらないとヤバイところでもがんがん車で突っ込んできます。避けないと轢かれそうです。うかつに道路を横断すると、車が来ても「止まってくれるだろう」なんて通用しなさそう。
運転は非常に荒いです。バスに乗りましたが、車酔いする人なら軽く死ねるかも?なくらい揺れます。わたしゃ、ほぼ爆睡しておりましたがw
そして、バイクの数が半端なく多いです。交差点にバイク専用の停止枠が書いてあるのも台湾ならではな感じがしました。ほとんどの方がバイクで移動しているんじゃないかというくらい、自転車よりもバイクの方が多いイメージ。
最もびっくりしたのが、歩道でもバイクが突っ込んでくること!
日本じゃあり得ないですよねw
歩道上にもバイクを駐輪するのが普通なので、歩道から車道まで出る間もエンジンかけた状態で走行していたりします。ちょっと横切る程度ならOK?
信号機がおもしろい
感動したのが、信号機!
日本と同じく赤は「止まれ」、青は「進んでよし!」ですが…信号が変わるまでの「秒数」が表示されるんですよー
しかも青信号の時に人が歩いている!そして10秒を切るとめっちゃ走るやん!!w

ね?めっちゃキュートな信号でしょ。
大阪ではいらちな人が多いので、梅田の主要交差点なんかには秒数が表示される信号があったりするのですが、台湾ではそれがデフォルトなのね。総じていらちな人が多いのかな?
台北は鉄道が整備されていて便利

台北に行くと、地下鉄が街中を網羅しているので、どこに行くにも便利です。
何度か乗車しましたが、あまり電車が来るのを待った記憶がないので(時刻表見れないし)、比較的本数も多いのではないかと思います。
地下鉄の切符がコイン式
地下鉄(MRT)の初乗り運賃は20元(台湾ドル)です。
1元(台湾ドル)がおよそ3.8円くらいなので(2020年2月現在)約76円くらい。いちばん遠くまで乗っても60元(台湾ドル)で約228円くらい。
大阪のメトロの初乗り運賃は180円です。通常2区間として230円。高いw
切符を券売機で買うと、紙じゃなくて、ICチップの埋め込まれたコインが出てきます。

乗車する時は、改札口でタッチして乗ります。降車する時は、改札口にコイン投入口があるのでそこへ入れるという方式。
最近は日本でも切符を買うことが減ったけど、紙よりもこの方が無駄にならなくていいかも。と思ったのでした。
台湾人は1日5食?めっちゃ食べる

台湾料理はめちゃくちゃ量も多いです。お腹いっぱいになりますw(しあわせ)
ドリンクサイズもかなりでかい!
かの有名なタピオカミルクティーもこの量?ってくらい入ってて50元(台湾ドル)くらいなので、約200円。日本では600円くらいしますよね?
朝昼晩とティータイム+夜食は夜市で
台湾の方は1日5食が通常なのだそうな。ホント?
ティータイム(いわゆる3時のおやつか?)と食後の夜食で5食なんだとか。
でもあまり太っている方が多いイメージもなかったんですよね。
夜市が有名ですもんね。家族連れの現地の方もけっこういらっしゃいました。
そういえば、台湾で有名な臭豆腐も食べましたよ。日本語で「臭い豆腐」(そのまんまやないかいw)

納豆に慣れ親しんでいる日本人だからか、味は普通に美味しかったです。
調理法は「煮る、焼く、揚げる」があるらしく、初心者は「揚げる」がいちばん!と言われたので、揚げ臭豆腐にしました。
台湾に訪れたら、ぜひご賞味ください。
台湾の人はとても働き者

とても街が活気に溢れていて、お店もとても賑わっていました。
これは完全にイメージかもしれませんが、働き者の方が多いという印象でした。
共働きが多い
台湾では共働きのご家庭がほとんどなのだそうです。
だから子どもたちも両親が働いているのは当たり前で育つし、学校が終わったら塾へ行って過ごすというのが通常なのだそう。日本では当たり前になっている学校での部活動も強制ではないので、部活ではなく塾へ行く子が多いらしい。
塾の前に夜ご飯も自分で外食で済ませるというのもよくある光景なんだそうです。そう考えると日本の方が過保護なのかも?
そして台湾の子は、みんなものすごく勉強熱心なんですよね。素晴らしい!
お昼寝の習慣がある!
じつは、コレ。いちばんうらやましい。コレだけで台湾住みたい!と思った。
台湾ではお昼寝の習慣があるんだそうです。
お昼寝する時間あるの?どういう時間配分なの?って気になりますよね。
大まかに、朝は7時30分から、夕方は4時30分までが学校で過ごす時間。
そのうち昼休みが70分あり、30分で食事をして40分は昼寝の時間。小学生はお布団を敷くわけじゃないから、机に突っ伏してみんな寝るんだって。
会社員になってもお昼寝の時間があると聞いたけど、ホントかな。だとしたらめちゃうらやましい!その方が集中力上がりそう。
そういえば、台北の空港に着いた時(ちょうどお昼くらい)に、フードコートのようなところで、突っ伏して寝ている人が何人もいて「みんな疲れているのかしら?」と思ったんだけど、お昼寝タイムだったのかもしれないw
外食文化なので基本的に料理はしない

台湾は外食がメインなので、マンションにもキッチンがない部屋があったりするのだそうです。
コレもうらやましいなー。料理しなくていいなんて。
スーパーはあるんだけど、どちらかというと食材よりも日用品を買うために行く場所なんだって。
男性の方が料理は得意です
料理をするのが普通じゃないので、当然女性の方も料理ができないという方が多いです。
男性も女性もバリバリ働いているというイメージなので、食事は手軽に済ませたいのかもしれませんが、その考え方には賛成!です。
男性の方が得意というのは、台湾は軍隊があるので、自炊をすることを覚える機会が女性よりも多いからだそうです。料理ができる男性って素敵ですよね。
日本ではまだまだ自炊文化なので、どうしても手づくりがもてはやされ、料理できるのがステイタスな部分が大きいので、共働き家庭には負担が大きいですよね。
そんな時は食材宅配で手抜きしちゃいましょう(無理やりぶっ込みましたw)
台湾の人はみんな優しい

台湾の方は、みんな優しいです!困っていたら基本的に助けてくれます。
言葉が通じなくても、フォローしてくれますし、日本語が通じるところが比較的多いです。
台湾ではなんでこんなに日本語が話せる人が多いの?と聞いたら、「日本の漫画やアニメが人気で小さい頃から読む機会が多かったから」なんだそうです。
日本の漫画って世界的に広がっているんだなーと改めて思うのでした。
「お姫さま病」ってなに?
台湾では、男性が優しく、女性の方がしっかり者といった感じです。
例えば、女性が体調が悪くて寝込んでいて「食事買いに行けないなー」と思ったら、「知人の男性に電話すると、バイク飛ばして食事を買ってきてくれる。
「あーちょっと歩くのしんどいな」と思ったら、知人の男性に電話したら、バイクで迎えに来てくれる。
そんな光景があるあるらしいです。
そういう台湾女性のことを「お姫さま病」と茶化して呼んでいるんだとか。
なんか、可愛らしいですねw
台湾と日本の関係

むかしむかし、台湾は日本でした。
ということで、切っても切れない日本と台湾の関係についてすこーし触れてみます。
鉄道とダムとアート
台湾が日本だった頃に整備されたものというと、ダムと鉄道。
台湾に東洋一と言われるダム建設をした日本人「八田與一(はった よいち)」さんは有名で、烏山頭ダムには地元の方が立てられた銅像もあります。
新幹線は日本の700系が走っていたりしますよね。鉄道も日本統治時代に整備が進んだもの。
台湾の発展のために尽力した日本人の偉業があり、わたしたちは今でも日本人というだけで、台湾の方に親しみを持ってもらえるというのは、非常にありがたいことです。
日本の方が空気はキレイ?
大気は日本の方がキレイです。なぜかというと原子力発電をやめた台湾では、今は火力発電がメインとなっているから。
それに加えて、中国からのPM2.5の影響もあり、晴れていてもすこーしだけ空にモヤがかかっているような日が多いそうです。
日本でも有名なお店がたくさん
日本でお馴染みのお店がたくさんあります。看板も日本語でそのまま表記されているので、異国の地だということを一瞬忘れてしまいそうになります。
コンビニは、セブンイレブンがいちばん多く、次にファミリーマート(全家)があちこちにあります。
マクドナルドよりもモスバーガーの方が多く、ミスタードーナツもあちこちで見かけました。スシローもすき家もカレーのココイチも。
スターバックスやコメダ珈琲店、星乃珈琲店なんかもありましたよ。
他にもある、面白い台湾のこんなとこ!

今年の干支ネズミだけど、昨年はイノシシじゃなかった!
台湾のお正月は旧暦なので、1月下旬から2月にかけてです。ちょうど春節祭が終わった頃に台湾を訪れたので、街中には「ネズミ」を模したものを多く見かけました。
日本では、干支の12支といえば、ネズミ、丑、寅、兎…でイノシシで終わりますよね?
台湾では「イノシシ」ではなく「ブタ」なんだそうな。ブヒブヒ。

某アウトレットにある園内の乗り物に描かれた、キャラクターがどっかの某ネズミ風なタッチだったのが面白かったりしてw
台湾で買い物したらレシートは大切に保管すべし!
コンビニや飲食店で買い物をして、何気なくレシートをホテルで捨てようとした時、

「一応ちゃんと持って帰った方がいいんちゃう?」
と、パートナーさんに言われたので、持ち帰ることに。
その後、ガイドさんが「台湾でもらったレシートは絶対捨てちゃダメ!」というので、なんで?と思っていたら
台湾のレシートはなんと「宝くじ」になっていて、しかも1等賞金は「1,000万元」
日本円にしたらなんと「3,800万円」!!捨てるの止めてくれてありがとう!!
ちなみに宝くじは、2ヶ月ごとに当選番号を発表するので、1〜2月の当選発表は3月25日です。交換期間は3ヶ月以内に台湾に引き換えに行くことになります。

こんな感じで、番号が記載されています。当たってるかもしれないんで、一応番号は加工してみました(・∀・)w←取り越し苦労、でも夢は大きく
レシートのポイ捨ても減っていいですよね。レシートの募金箱?みたいなのも設置されていたりします。

次は6月末までに台湾に宝くじ換金に行ってくる!
台湾のここが面白いぞ!実際に行って気づいたこと まとめ

今回、そんなにまとめることもなく、単純に「台湾ってこんな面白いところなんだよ!」というのを少しでも知っていただけたら、と思い記事にしました。
わたしにとっては「初海外旅行」だったのですが、日本にずっといたら「これが当たり前」という日本の常識、固定観念に縛られていたような気がします。
そして、自分が外国人観光客の立場になってみて、異国の地で言葉が通じない不便さ、不安さも体験したので(台湾はまだ通じる方!なのに)、日本でも外国人の方に今まで以上にもう少し優しくなれそうです。
初海外旅行の記事も書いていますので、よろしければ。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。